元々子供や赤ちゃんが好きな方ではなく、むしろ苦手な方だったった男の育児日記です。 育児の過程で感じたことや使ってみた育児用品のレビューなどを綴っています。

子供、赤ちゃんの写真を撮影するカメラとレンズの変遷

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元々カメラや写真が趣味ということもなく、2011年の3月に長女が生まれた頃は特にカメラや写真にはそれ程こだわっていませんでした。

長女が生まれる少し前に携帯電話をはじめてのスマホとなるiPhone4に機種変更し、2011年に長女が生まれてすぐの写真は主にiPhone4と元々持っていた普通のコンパクトデジカメ、いわゆるコンデジで撮影していました。

iPhone4の前はガラケーを使用していたので、当時は「iPhoneの写真はキレイだな~」と思っていました。

赤ちゃんや子供の写真を撮るカメラがこの数年間で徐々に変わってきたので、その変遷をまとめてみました。

ビデオカメラを新調 2013年3月

ビデオカメラについては、元々持っていたのがハイビジョンですらない、かなり前のものでした。

そのため、2013年に長女が2歳になった頃、新しいビデオカメラを購入しました。(SONYのHDR-PJ760V)

SONYのHDR-PJ760V

それまで持っていたビデオカメラに比べるとすごくきれいに撮影することが出来て感動しました。

長女が幼稚園に入った後は運動会や参観などで大活躍し、今も現役で使っています。

このビデオカメラを購入したときの記事

はじめての一眼レフの購入 2014年1月

「子供の写真を撮るなら一眼レフを買う方が良いのかな~」とは思い始めていました。

コンデジも長女が生まれる前の頃のもののままで、ビデオカメラのHDR-PJ760Vで撮影した静止画の方がキレイに見えるくらいでしたので、一眼レフを買うことにしました。

ただ、元々カメラに関する知識はほとんどなく、どの機種を買って良いのかもわかりませんでした。

「どうせ、使いこなせないし、何でも良いや」と思って購入した2014年のビックカメラの福袋に入っていたのがNikonのD5100(18-55VR-レンズキット)でした。

ニコンのD5100

届いてすぐに使いだしたものの、撮影技術はありませんので、取りあえず「オート」で撮影するだけでした。

それでも、それまでの写真に比べたら圧倒的にキレイな写真を取ることが出来、写真を見ると子供の肌の質感が全然違うことに驚きました。

「一眼レフは入門機で、カメラ初心者がオートで適当に撮るだけでこんなに違うものなんだな~」と感動しました。

一眼レフで初めて子供の写真を撮影した際の記事

単焦点レンズの購入 2014年1月

D5100で一眼レフで撮れるこどもの写真に感動し、ネットで初心者向きのカメラのサイトを色々見てみたところ、初心者はまず「単焦点レンズ」を買うと良いとあちこちで書かれていました。

「単焦点レンズ」という言葉すら知らなかったのですが、Nikonの単焦点レンズで比較的安価で評判が良かった「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」を2014年の1月に購入しました。(D5100がお正月の福袋で元旦に届いて、1週間後には単焦点レンズを注文していました。)

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

届いてすぐに単焦点レンズを使ってみたところ、「キットレンズで撮る写真と全然違う!」と初心者ながら感じ、単焦点レンズがあちこちで勧められていたのが納得できました。

この単焦点レンズをはじめて使った際の記事

この後、しばらくはNikon D5100とこの単焦点レンズ、キットレンズで子供の写真を撮影していました。

もっとも、一眼レフを頻繁に持ち歩くのは面倒だったので、iPhoneで撮影した写真の方が圧倒的に枚数は多いですが・・・

子供のアルバムを整理する際に写真を見ると、一眼レフで撮影した写真とiPhoneで撮影した写真の違いはすぐに分かり、「もっと一眼レフを早く買えば良かった」「面倒くさがらずに一眼レフをもっと持ち歩いて、一眼レフで子供の写真を撮れば良かった」という後悔もあったりします。

高倍率ズームレンズの購入 2014年9月

D5100を購入した際について来たキットレンズは18-55mm、単焦点レンズは35mmと、長い焦点距離のレンズを全く持っていませんでした。

主に家の中で子供の写真を撮影する際に一眼レフで撮影していたので、室内ではこれでも良かったのですが、外で遊ぶ子供を撮影するには、もっと遠くまで写せる望遠レンズが必要だなと思い始めていました。

(D5100を購入した時点では焦点距離というのも全く知りませんでした。レンズの商品名を見ても何が書いてあるのは全然分かりませんでした。)

そこで、レンズについて調べていると、「良い望遠レンズは高い」ということが分かりました。

使用頻度からすると、そこまで高いレンズを買っても宝の持ち腐れになりそうだな~などと思いました。

そこで、比較的安く(それでも入門機のカメラ本体より高かったりしますが・・・)、幅広い焦点距離をカバーできる高倍率ズームレンズ(便利ズーム)というものがあるのを知りました。

「高倍率ズームレンズであれば、幅広い焦点距離で使えるので、レンズを付け替えなくても良いから持ち運びやすいのかな~」などと思い、購入してみようと思いました。

ネットで調べていて候補に上がったレンズは2つ。

Nikon純正の高倍率ズームレンズ

カメラ本体がNikonなので、レンズもニコンのものが当然候補になりました。

Nikon 高倍率ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR

レビューを見ても高評価で、ニコン純正という安心感もあり、これにしようかなとも思いました。

TAMRONの高倍率ズームレンズ

もう一つの候補はTAMRONのレンズでした。

TAMRON 高倍率ズームレンズ 16-300mm F3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO ニコン用

こちらもレビューはかなり良く、ニコン純正のものよりも少し安いのに加えて、ニコン純正は広角が18mmからなのに対して、タムロンのレンズは16mmからとなっています。

レビューを見ていても、この2つのどちらにするで悩んだという人は多いようでした。

Nikon純正の方が高いものの、値段の差はそこまで大きくなかったので、かなり色んなサイトで評判を見比べながら悩みました。

その結果、広角が16mmからという点が18mmからなのとどの程度違うのか初心者の私にはよく分からなかったのですが、「近くも撮りやすいってこと?」と単純に考えてタムロンの高倍率ズームレンズを購入しました。

注文して届いてすぐに使ってみました。

はじめてのNikon以外のメーカーのレンズでしたが、違和感はなく、初心者でも使うことが出来ました。

自宅で子供の写真を撮るときは単焦点レンズの「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」で撮る方がキレイに撮れるので、自宅では使いませんが、外に出る時につけっぱなしで近くから300mmまで撮影できるというのは便利に感じました。

子供の幼稚園の運動会にも持って行きました。

撮れる写真のレベルは高級な望遠レンズにはもちろん敵わないのでしょうが、コンデジやiPhoneでは到底撮影できない距離に子供がいても、ある程度いい(私的には全然アルバムに入れられるレベル)の写真が撮れるので買って良かったと思います。

マクロレンズを購入 2014年12月

2014年の8月に次女が生まれてしばらくすると、マクロレンズに興味が出てきました。

Nikonのマイクロレンズで評判が良いものをネットで調べて「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」が欲しくなっていたのですが、結構値段がするので躊躇していました。(D5100のカメラ本体よりも高い・・・)

2014年の9月に高倍率ズームレンズを購入したので後回しになり、マイクロレンズを購入したのは2014年の12月でした。

Nikonのマイクロレンズ実際にこのマイクロレンズで赤ちゃん(当時生後4か月の次女)の写真を撮ってみると、すごくキレイに撮れて、「もっと早くに買えば良かった~」と思いました。

赤ちゃんの頃の写真というのはその時でないと撮れないわけですし、待っても安くなるわけでもなかったので、早くに買えば良かったと後悔しました。

赤ちゃんの手や足はもちろん、爪、産毛など細かい所までとてもきれいに撮れて、背景もキレイにぼけてとても良い写真になってくれました。

高級コンデジ CanonのG7Xの購入 2015年2月

一眼レフとレンズをいくつか購入し、子供の写真を撮影するのに、iPhoneやコンデジで撮影するよりも一眼レフで撮影する方がキレイな写真が撮れることは実感していました。

自宅で一眼レフで撮ったり、子供のイベントの時やおでかけの時に一眼レフを持って行くようにはなりました。

ただ、ちょっとした公園遊び、買い物程度に毎回一眼レフを持って行くのは面倒で、あまり持ち歩いていませんでした。

結局、iPhoneで撮影した写真が一番多いという状態でした。

センサーサイズ1型の高級コンデジというものが良いというのをネットで見て、持ち運びしやすく、キレイに撮れるコンパクトデジカメを買おうと思いました。

安いコンパクトカメラを買うくらいならiPhoneで撮影するのでいいのではと思っており、1型の高級コンデジというものを知って、コンパクトカメラでも画質が良いというのが気になりました。

SONYのRX100シリーズと迷ったのですが、高級コンデジの比較サイトやレビューを色々と見て、キャノンのG7Xを購入しました。
G7Xを購入して、コンデジながらその画質の良さに驚きました。

子供の写真を撮っても、肌の質感がとても綺麗な写真を撮ることが出来ます。

また、私が持っているカメラで初めてWifiに対応していて、G7Xで撮った写真はキャノンのアプリでiPhoneに簡単に保存できるのが便利でした。

iPhoneの画面で見ても、iPhoneで撮った写真よりもG7Xで撮ってiPhoneに取り込んだ写真の方が圧倒的にキレイです。

そのため、自宅での写真もiPhoneで撮る頻度が下がりました。

外出する際も、一眼レフを持って行くのは躊躇するところでもG7xだと気軽に持って行けるので、ほぼ常に持っている感じです。

この記事執筆時点で購入から2年4月経っていますが、今でもG7Xは使用頻度が一番高いカメラです。

G7Xは一眼レフより気軽に持ち運べる、気軽に撮影できる、それなのに高画質というのが素晴らしいと思います。

いまは後継機のG7X Mark2が出ていますので、今から高級コンデジを購入するならG7X Mark2にすると思います。

一眼レフ Nikon D500の購入 2016年11月

一眼レフは2014年のお正月のビックカメラの福袋に入っていたD5100を使ってきました。

はじめに一眼レフを購入しようかと思ってネットで色々調べた結果、決められなかった要因に「入門機を買ってもしばらくしたら中級機が欲しくなるから、はじめから中級機を買った方が良い」という意見が結構あったことが一因にありました。

しかし、当時一眼レフを全く触ったこともない、比較記事を読んでも専門用語が全然わからない、という状態だった私は価格が高い中級機をいきなり買うのは躊躇していました。

メーカーもレンズの種類が多いキャノンかニコンにするのが良いみたいだけど、どちらにすれば良いのか決め手が分からない・・・

といった状態だったため、福袋に委ねた形でした。

それから3年近くがたち、D5100の機能を使い切れてはいないものの、操作性やオートフォーカスの精度やスピードなどがより良いカメラ本体(ボディ)が欲しくなっていました。

ネットで見ていて、2016年のはじめに出たD500が気になっていました。

 ニコン D500 16-80 VR レンズキット

D500はオートフォーカス性能がすごいということと、ニコンのDXフォーマット(APSC)のフラグシップ機であるということにも魅かれました。

正直、子供の写真を撮影する目的ではオーバースペックなのかなとも思いましたが、かなり欲しくなっていました。

FXフォーマット(フルサイズ)にも興味はあり、D750も気にはなったのですが、フルサイズ機にすると、レンズも高くなるというのは難点ではありました。

APSC機のD500か、フルサイズ機のD750かで迷いはしたものの、フルサイズ機に移行するのはまだ早いと思い、D500を購入しました。

レンズは手持ちのレンズもあったものの、D500のキットレンズのAF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR はとても評判が良いレンズで、レンズ単体で購入すると10万円強するレンズがお得に手に入るため、D500ボディではなく ニコン D500 16-80 VR レンズキットを購入しました。

 

 ニコン D500 16-80 VR レンズキットを使いだして、撮れる写真はD5100の時とは大きく変わりました。

キレイに撮れるのはもちろんですが、操作性がとても良く、右手の親指周辺での操作がとてもしやすくなりました。

D500を使いだしてから、操作性が入門機とは全然違い、設定を変えながら撮影しやすくなり、カメラや写真についての興味がより出てきました。

オートフォーカス性能は評判通り素晴らしく、子供の写真を撮るのには十分すぎる感じです。

当然かもしれませんが、子供が動いていてiPhoneだとぶれてしまうような場面の写真でも、D500だととても良い写真を撮ることが出来ます。(主に絞り優先オートで撮影しています。)

高い買い物ではありましたが、撮れる写真が良くなったのと、撮る楽しさが増したのでとても満足しています。

ストロボ(スピードライト)を購入 2017年5月

D500にはストロボが内蔵されていません。

もともと、D5100でもG7Xでも内蔵ストロボを使うことはほぼなかったので困っていませんでしたが、ネットで色々見たり、カメラ関係の本や雑誌を見ていてストロボに興味がわいてきました。

D500には新しい電波制御のNikon フラッシュ スピードライト SB-5000が対応していて使用可能なのですが、SB-5000は本体が実売6万円強+電波制御で使用するには付属品が必要なので結構なお値段がします。

値段も高いですし、ストロボ撮影自体をしたことがない初心者にはSB-5000はオーバースペックだと思い、評判が良いSB-700を購入しました。
ストロボ撮影自体がはじめてで、室内ではストロボは直接被写体に向けるのではなく、天井に向けて発光させる天井バウンス撮影をするというのも知りませんでした。

子供の写真を自宅で撮影してみると、ストロボなしで撮影するのよりも明らかにキレイに撮れて驚きました。

試しにストロボを直接子供に向けて発光させて撮影してみたのですが、天井バウンスで撮影した写真と比べると影の出方が全然違い、天井バウンスの写真はとてもキレイに撮れていました。

撮影技術はようやくオートで撮影するのをやめて、絞りやホワイトバランスなどの調整をしながら撮影し始めたばかりの初心者ですが、カメラやレンズ、機材が変われば写真は変わるのだなと感じます。

撮影技術がもっと上がっていけば良いのですが・・・

子供の写真をアルバムに入れるのに整理していると、撮ったカメラやレンズによって写真の出来が大きく違うのを感じます。

長女が赤ちゃんの頃にiPhoneや古いコンデジで撮影した写真を見ると、もっと早くにカメラやレンズを気にしていたら、もっといい写真を残せたのかな~と思ったりします。

2017年6月現在のカメラの使用状況

このように、子供が生まれてからカメラやレンズが変遷して来ました。

現在のカメラの使用状況としては

D5100:出番なし

キャノン G7X:頻繁に使います。自宅ではリビングに置いていていつでも撮影できる状態で、お出かけの時は常に鞄に入れています。

ニコン D500:普段は防湿庫に入れていて、自宅でもきちんと撮影したいとき、記念日などには出してきて使います。旅行やお出かけにも持って行きます。(レンズはその時によります。)

ビデオカメラ SONY HDR-PJ760V:運動会や発表会、観劇会、音楽会などの行事の時には持って行きます。

iPhone(6S):今でも頻繁に使いますが、大事な時の写真撮影には使いません。

という状況です。