元々子供や赤ちゃんが好きな方ではなく、むしろ苦手な方だったった男の育児日記です。 育児の過程で感じたことや使ってみた育児用品のレビューなどを綴っています。

暑さ対策で内窓と外窓の間にブラインドをつけて日射遮蔽

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内窓用のブラインドで暑さ対策の日射遮蔽

内窓と外窓の間にブラインドを入れて日射遮蔽

元々、アルミサッシ+単板ガラス(シングルガラス)という昔ながらの断熱性能が低い窓で夏の午後の西日が当たる時間帯はめちゃくちゃ暑かったです。

そこで、樹脂の内窓(YKKのプラマードU  Low-e 複層ガラス 東西北は遮熱タイプ 南は断熱タイプ)を取り付けたところ、窓の断熱性能はかなり上がった感じはしていますが、それでも午前中の東側の窓や午後の西側の窓からはかなりの日差しが入ってきていて暑く、特に夏の午後の2階は西日でとても暑くなっていました。

Low-e 複層ガラスの遮熱タイプでも西日対策には窓の外側で日射を出来る限り遮る(日射遮蔽をする)方が良さそうだなと感じました。

窓の外側で日射遮蔽するために、1階の掃き出し窓やバルコニーに面している窓にはサンシェードや簾(すだれ)を取り付けました。

サンシェードや簾を取り付けるのが難しい場所の窓にはYKKのアウターシェードやリクシルのスタイルシェードを取り付けられると良いかなと思ったのですが、足場がない状態で2階のシャッター付きの窓にアウターシェードの取付金具を取り付けるのは少し怖い感じがし、出来る範囲で何が良さそうか調べたところ、外窓と内窓の中に入れる内窓用のブラインドがあると知りました。

内窓用のブラインドだと外窓の外側で日射遮蔽できるサンシェードや簾、アウターシェードなどに比べると外窓の内側での日射遮蔽にはなりますが、内窓よりは外側で日射遮蔽できる分、内窓の内側=部屋の中に設置するカーテンなどよりは日射遮蔽の効果は高いというのは納得できました。

内窓ブラインド

↑この実験結果にように、内窓と外窓の間にブラインドを入れることで窓の温度が下がり、夏の暑さ対策になります。

大まかな目安として、

窓の内側での日射遮蔽(カーテン・室内のブラインドなど):半分程度しか日射遮蔽できず、50%程度の熱が室内に入ってくる

窓の外側での日射遮蔽(サンシェード、アウターシェード、すだれ、よしず、外付けブラインドなど):80%程度を日射遮蔽でき、室内に入る熱を20%程度に減らせる

らしいのですが、内窓用ブラインドだとその中間で70%程度を日射遮蔽でき、室内に入る熱を30%程度に減らせるそうです。

内窓ブラインドで電気代が安くなる

内窓をつけただけでも断熱効果が上がったのは実感していて、内窓ブラインドで更に省エネ性能が上がって夏は22.3%も節電出来て電気代が安くなるというのは魅力だと思います。

内窓用のブラインドを調べたところ、TOSO(トーソー)の内窓用ブラインド スラット15ミュートと、タチカワブラインドの内窓用ブラインド シルキーカーテン15mmというのがありました。

TOSO(トーソー)の内窓用ブラインド スラット15ミュートは内窓と外窓の間が28mm以上あれば設置できると記載されていました。

両方とも購入して自分で取り付けてみましたが、内窓用のブラケットをビスで窓枠上部の外窓と内窓の間に取り付け、ブラインドをブラケットにはめるだけなので取付は簡単でした。

↑注文時に内窓用のブラケットを選択して注文しました。

実際に内窓用ブラインドを取り付けた効果

今までに

  • 引き違い窓(内窓も引き違い窓):5か所
  • FIX窓(内窓もFIX窓):2か所
  • 外すべり出し窓(内窓は内開き):1か所
  • 上げ下げ窓(内窓は内開き):1か所

の合計9か所の窓に内窓用のブラインドを取り付けました。

内窓と外窓との間に28mm以上の幅がある窓には出来る限りブラインドを設置しました。

内窓用のブラインドで暑さ対策の日射遮蔽

主に西側と東側の窓に取り付け、一部南側の窓にも取り付けましたが、内窓ブラインドの日射遮蔽効果はかなり感じています。

外窓は全てアルミサッシ+シングルガラスで、内窓は全てLow-e複層ガラスで東側と西側の窓は遮熱タイプ、南側のみ断熱タイプです。

東側の窓は朝日が昇ると日が差して東側の部屋は午前中暑かったのですが、内窓ブラインドをつけてからは東側の部屋の午前中の暑さはかなり和らぎました。

西側の部屋に関しては午後の暑さが酷かったので更に内窓ブラインドの効果を感じています。

遮熱タイプのLow-e複層ガラスの内窓をつけた段階でも効果は感じていましたが、外窓と内窓の間に内窓用ブラインドを設置することで夏の日射遮蔽効果はかなり上がる感じがしています。

  1. 初めの状態
    室外 アルミサッシ+単板ガラス 室内
  2. 内窓設置の状態
    室外 アルミサッシ+単板ガラス 樹脂サッシの内窓(Low-e複層ガラス) 室内
  3. 内窓ブラインド設置の状態
    室外 アルミサッシ+単板ガラス ブラインド 樹脂サッシの内窓(Low-e複層ガラス) 室内

と変化してきましたが、窓の断熱性能と共に、日射遮蔽効果も上がった感じがしています。

はじめて内窓を設置した際は楽天市場でYKKのプラマードuを注文して自分でDIYで設置しましたが、昨年は先進的窓リノベの補助金があったので、業者さんに内窓設置をお願いしました。内窓取付工事の時に後からブラインドを間に入れることを伝え、業者さんにあえて30mm程度すき間を開けて取付をしてもらいました。

内窓設置に来られた業者さんは既に内窓ブラインドを設置してあった窓を見て、内窓ブラインドの実物をはじめて見られたらしく、「こうなっているのか~」と言われていました。

内窓ブラインドのメリットとデメリット

個人的に感じている内窓ブラインドのメリットとデメリットです。

内窓ブラインドのメリット

  • 日射を内窓の外側で遮ることが出来るため、窓の内側での日射遮蔽より部屋の中に入ってくる日射熱を減らすことが出来、暑さ対策になる
  • 部屋に入ってくる日射熱を減らせるため、エアコンの効率が良くなり、節電になる
  • ブラインドが外窓と内窓の間にあるため、部屋内のブラインドよりホコリや汚れがつきにくく、ブラインドの掃除の手間が減る

普通の室内設置のブラインドはホコリがたまって掃除が面倒なので個人的には内窓ブラインドだと汚れにくいのは大きなメリットだと感じています。

特にキッチンの窓は以前は普通のブラインドをつけていましたが、以前は油汚れがつくため結構な頻度で掃除が必要でした。現在は内窓と外窓の間にブラインドがあるため、ブラインドに油汚れがつくことはほぼありません。

内窓ブラインドのデメリット

外窓を開ける際に面倒

内窓をつけるだけでも窓の開閉は2回に増えて面倒になりますが、内窓ブラインドをつけると内窓外窓の開閉に加えてブラインドの上げ下げが加わるので、窓の開閉は更に面倒になります

※個人的には夏場は窓を開けると湿度が高い外の空気が入ってくるため、あまり窓を開けないようにしているのでそれ程はデメリットは感じてはいません。

内窓ブラインドを閉めると部屋が薄暗くなる

当然ですが、日射を遮るために内窓ブラインドを閉めると部屋は暗くなってしまいます。

ただ、部屋内に設置するカーテンやブラインドでも日中閉めると部屋が暗くなるのは同じなので、デメリットとは言えない気はします。

内窓ブラインドとアウターシェードの比較

アウターシェードなどに比べると内窓ブラインドの日射遮蔽効果は劣る

アウターシェード、外付けブラインド、サンシェード、簾など外窓の外側での日射遮蔽だと8割程度日射遮蔽できるのに比べると、内窓ブラインドの日射遮蔽効果は7割程度と、窓の外側での日射遮蔽には及びません。

アウターシェードなどを取付できる窓であれば、アウターシェードなどの方が内窓ブラインドより日射遮蔽効果は高いと言えます。

内窓用ブラインドはブラインドを閉じると水平に見た場合は外がほとんど見えなくなってしまいますが、アウターシェードだと外がある程度見えるというのはアウターシェードのメリットだと思います。

また、内窓用ブラインドだと窓の開け閉めの際にブランドの上げ下げをする手間が増えて面倒ですが、アウターシェードだと窓の開閉に影響しないのもアウターシェードの良い点だなと思います。

1階の掃き出し窓や2階のバルコニーがある掃き出し窓につけるアウターシェードだと垂直に下げるだけではなく、バルコニーの柵などにつけて斜めに使えば窓の開け閉めや窓からの出入りに支障がないというのもメリットだと思います。

ただ、価格的には内窓用のブラインドの方がアウターシェードなどよりは安いので、価格と効果の天秤にはなってきます。

YKKのアウターシェード

リクシルのスタイルシェード

YKKのアウターシェードリクシルのスタイルシェードは価格は結構しますが、簾などよりも耐久性があって耐用年数が長く、上げ下げも簡単そうなのと、外壁に穴を開けずに金具で取り付けられるようなのでDIYでの取付も難しくはなさそうで良さそうだなと思っています。

ただ、2階のバルコニーがない窓でシャッターボックス付きの窓に取り付けようとすると、足場がない状態で半身を乗り出して作業するのは危険そうなので躊躇しています。外壁塗装などで足場を組む時に合わせてアウターシェードを取り付けると良いのかなと考えたりしています。

特に、開け閉めを頻繁にする窓 or 出入りする窓には内窓ブラインドよりアウターシェードが良いような気がしています。

内窓用ブラインドの価格

内窓用のブラインドは全て楽天市場のショップで注文して自分でDIYで取り付けました。

窓枠の内寸を測る→窓枠内寸より少し小さい大きさ(1cm程度)でブラインドのサイズを決める→コードの位置や長さを決め、内窓用ブラケットを選択して注文という流れです。

TOSOの内窓ブラインド スラット15ミュートの価格表

立川ブラインドの内窓ブラインド シルキーカーテン15mmの価格表

※メーカー希望小売価格ではなく、このショップの割り引かれた状態の価格で、窓の大きさ次第ですが概ね1万円~2万円程度という感じです。楽天市場のお買い物マラソンなどのイベントの際にポイントアップしたりしていたので、その時に注文しました。