元々子供や赤ちゃんが好きな方ではなく、むしろ苦手な方だったった男の育児日記です。 育児の過程で感じたことや使ってみた育児用品のレビューなどを綴っています。

寝室の二酸化炭素濃度が高いので同時給排気型の熱交換換気扇を導入した

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内窓を付けたら二酸化炭素濃度と換気が気になった

築20年以上の我が家では窓の断熱性能が低すぎて夏は暑く、冬は寒いため、寝室や子供部屋、リビングなどの窓に内窓(YKKのプラマードU)を付けています。

内窓をつけると効果はてきめんで窓からの冷気や熱気は劇的に改善して内窓にはとても満足していたのですが、換気のことを全然考えていませんでした。

内窓をつける際にはまったく気にしていなかったのですが、2003年のシックハウス法で24時間換気が義務付けられるよりも前に出来た我が家では壁などに自然給気口がなく、窓のサッシに換気框がついているだけでした。

↑2003年以降に出来た家ならこのような24時間換気用の自然給気口(第三種換気)や機械換気(第一種換気)の給気口が壁や天井にあるのが普通なのでしょうが、我が家では壁や天井に給気口がありませんでした。

内窓をつけたことで窓サッシの換気框をふさぐ形になってしまったため、部屋には吸気するところが全くない状態になっていました。

築20年以上の家なので今の高気密高断熱住宅とは違って気密性が低く、あちこちの隙間から外の空気は入ってくるとは思いますが、空気が十分入れ替わっているか気になっていました。

寝室の二酸化炭素濃度を測定したら2000ppm以上だった

部屋の空気が入れ替わっているか不安だったので二酸化炭素濃度測定機(CO2チェッカー)を購入して各部屋の様々な時間帯で二酸化炭素濃度を測定してみました。

二酸化炭素濃度測定器は色々と比較し、日本製で比較的安価で評判が良かったTOAMIT 東亜産業 CO2マネージャー 二酸化炭素濃度測定器を購入しました。

この二酸化炭素濃度測定器で寝室の二酸化炭素濃度を測ったところ、夫婦二人で寝ている状態で2000ppmを超えていて、危機感を感じました。

中学生の子供が一人で寝ている子供部屋でも1200ppmを超えていました。

※外気の二酸化炭素濃度は400ppm程度だそうで、家の中は1000ppmを超えないようにするのが望ましいようです。

2000ppmを超えると頭痛がしたり、眠気を感じてボーっとしたり、認知機能が低下し始めたりするなど健康に良くないそうなので、この二酸化炭素濃度の部屋で寝ているのは怖く感じました。

私も子供も朝起きた時に頭痛がする日が結構あり、もしかすると寝ている間の二酸化炭素濃度が高すぎるせいかもと思いました。

寝ている間だけではなく、起きている間も二酸化炭素濃度を測定してみましたが、人がいる間は寝室より広いリビングでも徐々に二酸化炭素濃度が上がっていっていました。

8畳の部屋でテレビを見ていると、683ppmから1時間ほどで1000ppmを超えました。

※後記:同時給排気型の換気扇をつけた後にも各部屋で二酸化炭素濃度の測定をしているのですが、人が長時間いなかった部屋はだいたい400ppm台~高くても500ppm台になっているので、今にして思うと長時間誰もいなかった部屋に入った状態で683ppmもあった状態がそもそも二酸化炭素濃度が高すぎた=換気が出来ていなかったのだなと感じます。

部屋の中の二酸化炭素濃度が高いということは、二酸化炭素だけではなく窒素酸化物、PM2.5などの微粒子、シックハウスの要因になる化学物質、空気中のカビやほこりなど様々な物質が部屋の中に滞留していてそれらも体には悪いのだろうと思いました。

内窓を開けて換気框から給気してみた

この2000ppm以上の二酸化炭素濃度の部屋で寝るのは危険だと感じて内窓を開けて元々の窓のサッシの換気框から給気できるようにしてみましたが、二酸化炭素濃度は高いままで、換気框からの給気はあまりできていないのだろうなという状態でした。

寝室のドアはアンダーカットされておらず、換気ガラリもないドアなのでドアを少し開け、トイレや浴室、レンジフードの換気扇をつけてみましたが、寝室の二酸化炭素濃度はあまり下がりませんでした。

気密性が低い住宅では第三種換気(自然給気・機械排気)での計画換気が機能しにくいというのを実感しました。

二酸化炭素濃度を監視しながら色々と試したところ、結局部屋の2面の窓を数センチ程度開けて、ドアも数センチ開けておかないと二酸化炭素濃度は1000ppmを超えてしまうということが分かりました。

8月で暑い中でクーラーをつけながら寝室の窓とドアを開けている状態で寝ることになるため、エアコンの電気代は余計にかかってしまいますが、二酸化炭素濃度が高すぎることの悪影響(頭痛など体調の悪化)を考えると仕方ないかなと思いました。

しかし、冬に窓を開けて寝るのは寒すぎますし、雨の日に窓を開けて寝ると雨が入ってきてしまいます。

また、窓を開けてエアコンを使う生活を続けると電気代がかかりすぎることが予想され、防犯的にも問題はあるため、換気をどうすべきか考えました。

二酸化炭素濃度を計測して分かったこと

二酸化炭素濃度を測定してみて分かったことは、部屋の二酸化炭素濃度、特に寝室の二酸化炭素濃度によって体調に明らかな変化が生じたことです。

前記のように、以前から私や子供は朝起きた時から頭痛を感じる日が結構な頻度でありました。

  1. 閉め切って寝た場合の寝室の二酸化炭素濃度:2000ppm以上
  2. 内窓を開けて換気框からの給気はある状態で寝た場合の寝室の二酸化炭素濃度:1とあまり変わらず2000ppm以上
  3. 2方向の窓とドアを少し開けて寝た状態の寝室の二酸化炭素濃度:500ppm~800ppm、高い場合でも1000ppm未満

※3は窓やドアの開け具合を少しずつ変えたり、カーテンを開けた状態と閉めた状態でも二酸化炭素濃度は異なりました。

2方向の窓とドアを少し開けて寝た状態で高い場合でも1000ppm未満の状態で寝ていると朝起きた時の頭痛は感じなくなり、朝すっきりと起きることができるようになりました。

子供部屋でも長女が一人でいる状態1200ppmになっていて、子供部屋で子供が勉強する際の集中力の持続などにも影響があるのではないかと感じました。

換気をどうするか色々と検討

まず考えたのは壁に穴をあけて自然給気口を設置することでした。

しかし、内窓を開けて元々の窓サッシの換気框から給気できる状態にしたり、一方の窓を少し開けても二酸化炭素濃度は高いままだったので、気密性が低い我が家ではトイレやキッチンなどの換気扇を回しても家の中に負圧がかからずに自然給気口を作っても大して換気できない気がしました。

※窓を少し開けるだけでも直径100mmや150mm程度の自然給気口よりはるかに広い面積を開けていることになりますが、片側の窓を少し開けるだけでは二酸化炭素濃度は高いままでした。

※換気框や窓を少し開けて給気できる状態にしてトイレやレンジフードの換気扇をつけても二酸化炭素濃度が下がらなかったのは気密性が低いのと、寝室のドアに換気ガラリがなく、アンダーカットもされていないドアであることも要因だと思います。

壁に穴を開けるのであれば、各部屋に換気扇をつけて排気すれば二酸化炭素濃度は下がりそうな気はしましたが、各部屋に換気扇をつけて排気すると給気がどこから取ればよいのかという点が気になりました。

理想はダクト式の換気システムを導入することだとは思いますが、ダクトを各部屋に巡らせようとすると壁や天井をはがしたりなど大規模なリフォームが必要になり、相当な費用が掛かってしまいます。

給気と排気をどうすれば良いのかを色々と調べたところ、居室用の壁掛け式の同時給排気型の換気扇というものがあるということを知りました。

壁掛け熱交換気システム

壁掛け熱交換気システム 出典:Panasonic

壁に穴を開けるのは自然給気口を設置する場合と一緒ですが、1つの穴で機械で給気と排気の両方を行えるというものです。

壁掛けで同時給排気型の熱交換換気扇というものの存在を知らなかったため、インターネットで色々と調べていて見つけた際は「これだ!」と思いました。

壁に自然給気口がない我が家では壁に穴を開けることは必要ですが、ダクト配管は必要ないのでリフォームでも低価格で工事してもらいやすいのがメリットに感じました。

自然給気口が既にある場合はその穴を使って同時給排気型の換気扇を設置することができるので、穴の大きさが合う機種であればとても簡単に設置できるようです。

窓サッシの換気框での給気をしたり、窓1つだけを少し開けても二酸化炭素濃度が大して下がらなかったので、自然給気口では気密性が低い我が家では部屋の空気が入れ替わらずに二酸化炭素濃度は高いままになりそうだと思っていたので、給気も排気も機械で行える同時給排気型の換気扇であれば部屋の空気が入れ替わって二酸化炭素濃度が下がりやすい気がしました。

同時給排気型で熱交換もできる居室用の換気扇

同時給排気型の換気扇は熱交換できるものもあり、せっかく導入するのであれば熱交換できる方が良さそうに思いました。

全熱交換の仕組み 

全熱交換の仕組み 出典:Panasonic

同時給排気型の熱交換換気扇は自然給気口と違って電気を使う分、換気扇自体の電気代はかかりますが、熱交換によって冷暖房の効率が良くなる分、エアコンの電気代は下がり、トータルの電気代は下がるのかなと期待しています(気密性が低い我が家では電気代はあまり下がらないかもしれませんが。)

自然給気の場合は冬に冷たい外気がそのまま入ってきて給気口の下は冷気が下りてくるコールドドラフトで寒くなったりするみたいですが、熱交換してある程度暖かい温度の新鮮空気が入ってくることでコールドドラフト現象も防げて快適性は上がるのではと感じました。

また、熱だけではなく湿度も交換できるという点も魅力を感じました。

梅雨から夏場は外の湿度が高いため、温度だけではなく湿度もある程度下げた状態の新鮮空気が入ってくるのは魅力だなと感じました。

熱交換換気扇を三菱のロスナイか、パナソニックかで検討

同時給排気型で熱交換できる換気扇は三菱のロスナイが機種が多いようで、パナソニックのものと検討しました。

三菱のロスナイは様々なタイプがあり、大きさや換気量にもよりますが、安いものは1万円未満~1万円台程度と価格的にはパナソニックの最新の熱交換換気扇よりは安いようでした。

三菱 mitsubishi 換気扇・ロスナイ [本体]換気空清機ロスナイ VL-12RKH3

三菱 VL-08PSA3 換気空清機ロスナイ 冬期結露防止用1パイプ

三菱のロスナイは部屋の広さや換気量に応じて色々なタイプがあり、とても良さそうだなと思いました。

2穴タイプでハイパワーのものもリビング用には良さそうに思いましたが、寝室と子供部屋用には大きすぎるかなと思い、今回は見送りました。

三菱 換気扇 VL-18U3-D 換気空清機ロスナイ 壁掛2パイプ取付タイプ ロスナイ換気タイプ 24時間換気機能付

様々な部屋の大きさに合うロスナイ

ロスナイは楽天市場やアマゾンでも売っていて、様々な大きさ(換気量)のものや寒冷地仕様のものなど種類が豊富です。

アマゾンでロスナイのレビューを見比べてみると、私のように二酸化炭素濃度が高すぎたので導入したという人は結構いるようです。

テレワークで書斎に長時間いるようになって、ボーっとして集中力が続かずに仕事がはかどらず、二酸化炭素濃度を測定したら濃度が高すぎたのでロスナイを導入したという人もいるようです。

私も部屋で長時間パソコン作業をしているとボーっとして集中力が切れてきたり、疲れを感じやすくなっていましたが、二酸化炭素濃度が関係していたのかなと感じています。

ロスナイは1万円前後で販売されている機種もあり、自然吸気口の壁の穴が既にある場合は設置費用も高くないのでコストパフォーマンスは良いなと思います。

パナソニックの熱交換気扇

ロスナイで同時給排気型の換気扇というものを知り、部屋の壁に穴をあけて設置できそうな機種を調べてみました。

部屋の外壁側でも窓があったり、窓の上にシャッターボックスがあったり、柱があるところの壁には穴は空けられないため、子供部屋と寝室の壁で外壁に穴を開けられる場所で取り付け可能な場所を考えたところ、ロスナイの横長のタイプだとサイズ的に設置できないところもあり、パナソニックが2023年4月に出したばかりの新機種がコンパクトでデザインも良く感じたのでパナソニックを選びました。


パナソニック 気調システム【FY-30KW-W】ホワイト 壁掛け熱交換気扇(1パイプ) 30m3/hタイプ(12畳用)

今年の4月に発売されたばかりの機種で価格は旧機種よりもまだ高い面はありましたが、省エネ性能や実質の換気量などが進化しているようなのと、縦横サイズが比較的小さくてコンパクトでデザインが良いと感じたため、パナソニックの壁掛け熱交換換気扇を選びました。

12畳用と8畳用があり、寝室には12畳用、子供部屋には8畳用にすることにしました。

寝室以外にもリビングや和室に設置することにしました。

部屋の中の壁と外壁に穴を開けて換気扇を設置するのにどのくらいの費用が掛かるのか心配でしたが、電気工事士の方に問い合わせると想定していたよりも工事費が安くて助かりました。

同時給排気型の換気扇を導入した結果

パナソニックの壁掛けの同時給排気型の換気扇を導入してからも二酸化炭素濃度は気にしているのですが、寝室は私と妻の2人で寝ている時は高くても900ppm台~1000ppmちょっと程度で収まるようになりました。

下の子供が寝室に来て3人で寝ている時間帯は1200ppmになることもありますが、1人で寝ている時は600~800ppm程度で収まることが多い状態です。

以前は夫婦二人で寝ている状態で2000ppmを超えていたのを考えると、二酸化炭素濃度は下がってくれたので同時給排気型の換気扇を設置した効果はあったと思います。

パナソニック 気調システム【FY-30KW-W】ホワイト 壁掛け熱交換気扇(1パイプ) 30m3/hタイプ(12畳用) の換気量だと大人二人で寝ていると、計算上、二酸化炭素濃度は徐々に上がっていくことは分かっていたので、もっとハイパワーの2穴タイプのロスナイも検討はしました。

ただ、換気量が多いハイパワーの機種にすると二酸化炭素濃度は上がりにくくはなりますが、音が大きくなるというのと、換気量が多いということは冷暖房効率は下がることになるため、部屋の大きさと体積からの時間当たりの換気量と照らし合わせてこの機種を選んだ形です。

大人二人で寝ていて概ね1000ppm未満に収まっているので、この機種で良かったかなと思っています。

子供部屋には8畳用の機種を設置しましたが、以前は中学生が一人で寝て1200ppmになっていたのが、高くても700ppm程度に収まるようになりました。

二酸化炭素濃度が下がったことで、子供が勉強する際の集中力の持続などにも好影響が出るとよいなと思っています。

二酸化炭素濃度を測定するのはおススメ

最近の高気密・高断熱の高性能住宅でダクト式の全館の換気システムで各部屋の計画換気ができている家であれば部屋の二酸化炭素濃度は適正なのかもしれませんが、古い家で気密性が低い家だとトイレの換気扇(パイプファン)やキッチンのレンジフードを回しても計画換気が出来ずに部屋の空気が滞る家は多いそうです。

私も二酸化炭素濃度測定器を買っていなければ、二酸化炭素濃度が高い=換気が出来ておらず、家の中の空気が滞っていたことに気づかないままだったと思います。

二酸化炭素濃度が高いということは部屋の空気が新鮮空気と入れ替わっておらず、シックハウスの要因になる化学物質や微粒子の濃度も高いということですし、部屋の空気中のカビやほこりも多いようで、良いことはなさそうに思えます。

頭痛や眠気、ボーっとするなどを頻繁に感じていましたが、同時給排気型の換気扇を導入してからは明らかに頭痛を感じる頻度が下がり、体調が良くなった感じがしています。

二酸化炭素濃度測定器は様々な機種があり、多くは数千円~7千円程度で、安いものは千円台のものもあります。

私はアマゾンでレビューや価格を比較してTOAMIT 東亜産業 CO2マネージャー 二酸化炭素濃度測定器購入しましたが、ほかの機種でもよいとは思います。

様々な二酸化炭素濃度測定器を見てみる

もし、二酸化炭素濃度が高すぎるようなら三菱の同時給排気型の換気扇ロスナイのアマゾンでのレビューを見比べてみるのがおススメです。

パナソニック 気調システム【FY-30KW-W】ホワイト 壁掛け熱交換気扇(1パイプ) 30m3/hタイプ(12畳用) は発売されたばかりということもあり、2023年夏時点ではロスナイより価格は高かったですが、時間が経てば価格は下がるかもしれないと取り付けてもらった電気屋さんは言っていました。

このパナソニックの換気扇は壁に別売りのスイッチをつける形式で、その電気工事もしてもらいました。

ただ、24時間換気の換気扇は基本的につけっぱなしでスイッチを触ることはフィルター掃除のために電源を切る時くらいでかなり少ないため、壁にスイッチがある必要はなかったかなと感じています。

壁掛けの熱交換換気扇には引き紐タイプのものも多く、壁にスイッチをつけるより安い引き紐タイプやリモコンタイプでもよかった気はしています。