最近テレビなどで延命効果や認知症予防に効果があるなどとして話題になっているポリフェノールの一種で、赤ワインやぶどうの皮などに多く含まれるレスベラトロールについて、放射線被爆にも効果があるという研究があるようです。
レスベラトロール入りのサプリメントや健康飲料は売れているみたいです。
植物由来の抗酸化物質の放射線被ばくに対する効果
サイエンス・デイリー誌、2008年9月24日
―赤ワインや植物に含まれるレスベラトロールが放射線被ばくに対して防御効果があるとピッツバーグ大学医学部の研究によって発表された。
ピッツバーグ大学医学部の放射線治療科の教授であり科長である
ジョエル・グリーンバーガー医学博士が行ったこの研究はピッツバーグ放射線対策医療センター(Pitt’s Center for Medical Countermeasures Against Radiation)の監修のもと行われました。
このセンターは放射線を防御、または緩和する小さな分子を発見・開発し、大規模な原子力災害が発生した場合にそれを供給するために設立されました。
「放射線漏れや放射性テロ対策のためにも、放射線を防ぐ新しい分子が必要です。簡単に保管、輸送、管理ができるものが理想的ですが、今のところレスベラトロールがこれらの条件をよく満たしています」とクリーンバーガー博士は述べています。
「現在、市場には放射線被ばくに対して防御効果のある薬はありません。私たちの目標は一般の人々に効果的で副作用のない治療を提供することです。」
グリーンバーガー博士と彼のチームはアセチル化レスベラトロールが
放射線防御剤として実用化できるかどうかについてさらに研究を進めています。
この研究の結果はボストンで行われた第50回米国放射線腫瘍学会 論文の概要「アセチル化レスべラトロール:新しい放射線防御分子」は9月23日のポスター・ディスカッションのセッションで発表されました。
この研究は国立アレルギー・感染症研究所(National Institute of Allergy and Infectious Diseases)がピッツバーグ放射線対策医療センター設立のために交付した助成金1000万ドルをもとにして行われました。
レスベラトロールについて
ポリフェノールの一種で、赤ワインやぶどうの皮などに多く含まれるレスベラトロール。
日本では3年ほど前から扱いが開始されていたが、2006年11月の英国科学誌「ネイチャー」で同素材による哺乳類での延命作用が発表されて以降、一躍注目を集めた。
現在、米国のアンチエイジング医学会A4Mや日本臨床抗老化医学会でも、この話題で持ちきりとなっている。
1997年に「サイエンス」誌で抗ガン作用が報告されて以降、抗ガン・抗痴呆症などの観点で多くの研究が進められた。
寿命延長効果は、レスベラトロール(Resveratrol)が高カロリー食摂取時でも空腹時と同じ経路で代謝を活性化する作用によるものとされる。
レスベラトロールについてはテレビなどでかなり報道されています。
報道ステーションではレスベラトロールが認知症・アルツハイマーに効果などと放映されています
レスベラトロールが長寿遺伝子をONにして長寿・老化防止・アンチエイジングに良いそうです
レスベラトロール入りのサプリメントも結構販売されていて、売れているみたいです。
うちでは妊娠中から授乳中の今も妻には錠剤やカプセルのサプリメントは極力避けたいと思っているので、知人から勧められたモナヴィーというフルーツジュースを飲んでいます。
ネットワークビジネス(いわゆるマルチ商法)の製品だったので、どうかなと思ったのですが、調べてみたらかなり大きな会社で相当売れている良い製品みたいなので、飲みだしたところ、体調がかなり良いので飲んでいます。
いわゆるサプリメントではなく、余計なものが入っていないフルーツのジュースなのでナチュラルハイジーン(自然健康法)にも合っている感じで気に入っています。